角打ちとは?
Googleで「 角打ちとは? 」で調べてみても、初めに出てくるのは「 立ち飲み 」といった言葉が先に出てくる。
「 角打ち 」という言葉を辞書で探してもあまり載っていないらしい。は最近 広辞苑 に載ったようです!( 2018年 1月ごろ 広辞苑に 載りました! )
各地では「 立ち飲み 」といったものがいろんな言い方で言い換えられていて、
主に北九州では「 角打ち 」といって「 四角い升の角に口をつけて飲むこと 」とされているようです。
また、 鳥取県 から 島根県の東部 にかけては、「 たちきゅう 」 と呼ばれ、
「 立ったまま、きゅうっとやる 」というところからきているようです。
このような酒の小売店としての酒屋さんが「 一部立ち飲みをできるスペース 」を設けていて、「 料理や酒を同一店内で提供しない 」のが一般的なようです。
なので、許認可も必要ないような形でやっています。
持ち込んだものや、なーんとなく お店にあったものを買って 、勝手に店で食べて一息つくといった粋な飲み方ができるジャンルは他にはないのではないでしょうか。
また、もう一つの 角打ちの醍醐味 として、
見知らぬ他人と立ったままで 酒を飲み交わす ことです。
元々飲食を提供する場所ではありませんから、広い専用スペースがあるわけではありません。
インターネット で紹介していることも少ないですし、雑誌などにものっていないでしょう。
偶々通りかかった酒屋を覗いたら、どうやらここでは試飲のようなものが出来るらしい、そう気がつかないと出会えないのです。
そのために狭い場所に立ったまま、たまたま一緒にいる知らない人たちと場所を共有しながらお酒を楽しむことになります。
テレビなどがあるわけではありませんから、そうなると当然隣にたった人と会話が始まることが多いのです。
常連さんたちはお互いに顔見知りであるのが一般的ですから、初めて入った人がいると喜んで話しかけてくることがあります。
常連さんから 地元の風習や、歴史、そういったことを教えてくれます。
かつては 沢山のお客さんがいて 活気があったこと。
毎月 ツケで飲んでて、会社の門の前で集金されたこと。
女の子のお店より 楽しい話 を 聞かせてくれるかもしれません。
(´∀`*))ァ’`,、
地域密着型 の、今では珍しい 濃い人間関係 が出来る場所なのです。
こういった文化を もう少し掘り下げて ブログ にでも残せたらと思っています。
また、行った角打ち を紹介している 角打ち紹介 ページも見ていただき、修正等あれば連絡ください。
よろしくお願いします。 m(_ _”m)