熱中症 になった時、知っておきたい〇〇な事
暑い・・・ 熱中症 と書くからには、 漢字的に 「 熱い 」が 適切かも・・・
ι(´Д`υ)アツィー
ここまで暑いと、まじで出張中でもぶっ倒れる。
先日から東京出張で、ものすごい日差し・・
あまり暑いので、移動中やその他の時間を使って、仕事もせずに熱中症について調べてみました。
( 備忘録ついでにアップ。 食べ歩きの話題ではなくすみません・・ )
なぜ熱中症になるのか?
2018年の日本の夏は記録的な酷暑のため、 連日 熱中症で 救急搬送 される人が相次いでいます。
特に 「 お年寄りは、若者と比べると重篤になるケースが多い 」ようです。
では なぜ高齢者は熱中症になりやすく、重篤に陥りやすいのでしょう。
高齢者は若いころと比べると、汗腺の数自体が減ってきます。そのため、汗をかく能力が衰えてきます。
そもそも汗をかくことで 気化熱 を促し、温度を下げるはずなのですが その機能が無くなっていくようです。
さらに筋肉量も減るため、発汗効率の悪い脂肪の割合が増えてしまいます。それに加えて、高齢になると細胞内の水分量も減ってきます。
そして 一番危ないのが、「 体の異常に気が付きにくくなる 」 ということが、重篤に陥りやすい一因となっています。
のどの渇きを感じにくくなっていたり、部屋の中が暑くてムンムンしているのに暑いと 気が付きにくい のです
。
外に出ても暑さを感じにくいので、 日射病 になることもあります。
周りの人が「 冷房を入れましょうね 」などと、気を配ってあげましょう。
昔は平気だったのに…と 躊躇せず、今のような猛暑の場合は遠慮なく体を冷やしてあげましょう。
我慢は良くないです。
熱中症になった時、体ではどんな事が起きているか?
高温環境下で体温調節がうまくできなくなると、熱中症になります。
最初に起きる症状は、「 めまい 」や 「 立ちくらみ 」 や 「 筋肉痛 」や 「 大量の発汗 」です。
見た所、筋肉痛 以外には 暑ければ普通にあるようなこと。しかし、甘く見ると大変なケースになることも有るので注意が必要です。
中等度となると 頭痛 や 吐き気 や 嘔吐 をきたします。
体がだるくなってグッタリしたり、強い脱力感 が起こります。
重度になると 痙攣 が起きたり、手足のしびれ や 高体温 、 意識の混濁 や 消失 が見られます。
ここで・・・
熱中症かな、と思った時の対応は「 FIRE 」です。
あまり聞き慣れない言葉ですが、「 かくれ脱水ジャーナル 」と言うサイトで紹介されていました。
- Fは 「 Fluid 」適切な水分補給。
- Iは 「 Icing 」身体を冷やす。
- Rは 「 Rest 」安静。
- Eは 「 Emaergency 」 救急搬送/119番
だそうです。
Fluid 適切な水分補給
水が飲めるようなら 水 や 経口補水液 を飲み、適切な水分補給 ( Fluid ) をしましょう。
自力で飲めない場合は無理に飲ませないでください。
誤って気管に入ってしまうリスクがあります。
水1Lに 小さじ半分の塩 と 大匙2~3杯の砂糖 を入れても良いでしょう。
Icing 身体を冷やす 又は Rest 安静にする
意識があり、自分で行動できる人は すぐに涼しい場所に行き、安静 ( Rest ) にし 体を冷やすことです。
首筋 や 脇、鼠径部など冷やすと効果的に 身体を冷やす ( Icing ) 事ができます。
この時、出来るだけ1人でいるのは避けた方が良いかもしれません。意識があったとしても、自分が思ったより 「 体力が奪われている 」可能性があるからです。
具合が悪くて 一人でクーラーの部屋で休んでいた人が、
「 そのまま亡くなっていた 」
ということもあるからです。
Emergency 救急搬送/119番
意識がない場合、速やかに 救急搬送/119番 ( Emergency ) を行って下さい。
その再、衣服を緩め、手前にあった Icing 身体を冷やす 事も同時に行い、医療機関を頼りましょう。
まとめ
2016年の7月に熱中症で救急搬送された人は約1万9000人、同年8月は2万1000人でした。
また、熱中症には労作性のものと非労作性のものがあります。
前者は炎天下の作業中に起きるもので、若い人に多く比較的回復が早いです。
労作性のタイプは、無理と無知が原因だと言われています。
炎天下での「無理」と、熱中症を甘く見ている「無知」が二大原因です。
非労作性のタイプは体を動かしていなくても起きるし、室内でも起こります。
この、非労作性は 高齢者に多く、発症後の経過が良くありません。
熱中症による死亡者の8割は後者の非労作性です。
高齢者が熱中症にならないように、周りに人も「冷房は入れてますか?」などと気を配りましょう。
( 冷し過ぎにも注意! 「 自律神経に悪影響が及ぶ可能性あり! 」 だそうです。 )
発症したと思われるときは、FIRE で対応出来るよう日頃から暑さ対策についても知識を身に付けるのも大切ですね。
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