先日休みの日に、会社の人と「 うどん家 久兵衛 」超モッチモチでシッコシコのうどんを堪能してきました。
豊前裏打会の麺と言うことで、かなり細麺なのですが、この麺の細さでこの食感は素晴らしい。
これはリピート間違いなしですね。
目次
豊前裏打会とは?
![はてな?](https://i0.wp.com/kakuuti.com/wp-content/uploads/93ccf5386240934f364d4689cc308f30_s.jpg?resize=640%2C427&ssl=1)
調べてみると原点は・・・
「 津田屋官兵衛 」
( 北九州市小倉南区津田新町3-3-20 )
が豊前裏打会の生みの親のようです。
麺好きな人達が熱い情熱を持った仲間たちが集ったのが豊前裏打会の始まり。
裏 と書かれているのは、讃岐うどんの打ち方を正統派(表)としており、その裏 と言ったことのようです。
特徴的な麺は
「 通常では行わない特殊な手法で製麺している。 」
らしく麺は細麺で、モチモチとコシのある食感で、
ツルッとした喉越し麺が特徴ではないかと思います。
その他、出汁、唐辛子など各お店によりこだわりも様々。
現在、豊前裏打会の加盟店は30店舗以上あるらしく、東京の方にもお店があるようです。
東京のお店はこちら↓
大地のうどん 東京馬場店
福岡のうどんは決して柔らかいうどんばかりじゃない!
福岡のうどん麺は柔らかい麺が多く、
お粥のような役割だと言う方もいるくらい
非常に柔らかい麺が多いイメージがあります。
しかし、近年はコシのある麺も多くあり、
意外にも昔からうどん屋さんも多くあったようで、
福岡が「うどん大国」と言われるくらいです。
中には
福岡は「 うどん発祥の地 」
と言われるほど・・・
香川ではないの!? と思ってしまいますが、
うどんは中国で生まれ日本に初めて伝わったのは
福岡の地だったと言う話もあるくらいです。
では、お店のご紹介。
うどん家 久兵衛 お店の前
![うどん家久兵衛お店前](https://i0.wp.com/kakuuti.com/wp-content/uploads/20210704_141415-rotated.jpg?resize=728%2C728&ssl=1)
お昼時にはかなりの人が並んで待っています。
待っている間にメニューを見ておけるようになっており、久兵衛のこだわりなども確認できます。
久兵衛のこだわり
![久兵衛のこだわり](https://i0.wp.com/kakuuti.com/wp-content/uploads/20210704_133312-rotated.jpg?resize=728%2C728&ssl=1)
- 秘伝の粉
粉をブレンドし、最高の麺に仕上げる。 - 朝打ち練り込みうどん
日々の気温、湿度に対応するためにその日の朝麺を打つ。 - 揚げたての天ぷら
麺の茹で上がり時間を考慮し、天ぷらを揚げる。
作り置きはしない。
このこだわりを拝見したあと、じっくりとメニューで何を頼むか考えます。
お店前のメニュー
![温かいうどん1](https://i0.wp.com/kakuuti.com/wp-content/uploads/20210704_133513.jpg?resize=566%2C800&ssl=1)
久兵衛うどんが色々味わえチョイスしたい。
しかし、釜揚げも捨てがたい・・
![温かいうどん2](https://i0.wp.com/kakuuti.com/wp-content/uploads/20210704_133526.jpg?resize=543%2C800&ssl=1)
九州ならでは ごぼう天うどん も捨てがたい。
540円とかなりリーズナブル。
![冷たいうどん](https://i0.wp.com/kakuuti.com/wp-content/uploads/20210704_133538.jpg?resize=559%2C800&ssl=1)
ごぼうも 冷たい麺も楽しめる
「 ごぼうおろしぶっかけ 」
もバランスがよい。
裏打会ならではのモチモチとした麺を
冷たいうどんで頂くのもいいなぁ・・
![お得なセットメニュー](https://i0.wp.com/kakuuti.com/wp-content/uploads/20210704_133546.jpg?resize=576%2C800&ssl=1)
ここに来て追加の丼ものも食べたくなる。
かしわ飯、いなり、ミニカツ丼・・
迷う・・・
![限定メニュー](https://i0.wp.com/kakuuti.com/wp-content/uploads/20210704_133634-rotated.jpg?resize=728%2C728&ssl=1)
ここにきて意表を突いた
「 カレーうどん 」
の選択もありかも・・・
麺の後はおにぎりを入れて楽しめる。
迷いに迷って・・・
ごぼうおろしぶっかけ + かしわ飯
としました。
お店の中はコロナ対策もバッチリ
![コロナ対策](https://i0.wp.com/kakuuti.com/wp-content/uploads/20210704_134147-rotated.jpg?resize=728%2C728&ssl=1)
店内に入るとしっかりとコロナ対策をしており、
メニューを渡される前に消毒 といった流れ。
Co2濃度も測定しており、換気にも十分注意を払っています。
麺茹で時間も考慮し、中の待合席にて注文をとります。
食券ではなく、注文をとってくれるスタンス。
揚げ物と麺茹でのバランスを考えてのことでしょう。
店内はすごくお客さんでいっぱいだったので、
中の写真は控えました。
ごぼうおろしぶっかけ + かしわ飯
![ごぼうおろしぶっかけ + かしわ飯](https://i0.wp.com/kakuuti.com/wp-content/uploads/20210704_135835-1.jpg?resize=728%2C496&ssl=1)
うどん到着までの時間は席に座ってから
あまり待たされることなく出てきました。
![豪快なごぼう天](https://i0.wp.com/kakuuti.com/wp-content/uploads/20210704_135842.jpg?resize=728%2C728&ssl=1)
揚げたてのごぼう天が豪快な姿で
ドン!
と乗ってきた。
ごぼう自体は薄切りで、非常に食べやすい。
正直まるっとしたごぼ天は食べにくいので、
この薄切りは非常にありがたい。
刻み海苔、大根おろしも結構多め。
青々としたネギの香りは切りたてかなと思う程よく、シャキシャキとした歯ごたえ。
![結構厚めのだし巻き](https://i0.wp.com/kakuuti.com/wp-content/uploads/20210704_135912-rotated.jpg?resize=728%2C728&ssl=1)
ほのかな甘味が丁度よい厚めのだし巻きが2個。
これだけで酒が飲めます。
![麺は細麺](https://i0.wp.com/kakuuti.com/wp-content/uploads/20210502_122517-rotated.jpg?resize=728%2C546&ssl=1)
はじめはつゆは漬けず、麺そのままで頂く。
麺は細麺で、透明。
わずかに黄色がかっており、玉子麺のよう。
細麺なのにも関わらずしっかりとしたコシ。
モチモチとした食感と、喉越しが素晴らしい。
まるでグミのような食感で、初めての感覚だった。
![つゆを少しずつ・・・](https://i0.wp.com/kakuuti.com/wp-content/uploads/20210502_122640-rotated.jpg?resize=728%2C546&ssl=1)
つゆを少しずつ足し、薄味から徐々に濃くしていく。
つゆが絡み、なお旨味が増す。
![つゆを吸ったごぼう天](https://i0.wp.com/kakuuti.com/wp-content/uploads/20210704_140307-rotated.jpg?resize=728%2C728&ssl=1)
カリッ! とした薄いごぼ天も最高だったが、
つゆを吸ったごぼう天も揚げた衣の甘みが出たのかなんとも言えない旨味が滲み出てきて美味い。
これもお酒のアテでいけそうだ。
![どんぶりをよそって最後まできれいに・・](https://i0.wp.com/kakuuti.com/wp-content/uploads/20210704_140511-rotated.jpg?resize=728%2C728&ssl=1)
ごぼう天の一部を用い、ヘラのように使って
どんぶりをきれいにすくって食べました。
あ!
かしわ飯も忘れてはいけません。
![かしわ飯](https://i0.wp.com/kakuuti.com/wp-content/uploads/20210704_135848.jpg?resize=728%2C728&ssl=1)
かしわ飯もめっちゃ美味しかった!
甘さも程よくご飯はすこーし硬めで私好み。
漬物との相性もGoodです。
卓上の薬味と天かす
卓上においてある「 薬味 」と「 天かす 」も忘れてはいけません。
こちらも余すことなく楽しみましょう。
卓上の薬味
![薬味](https://i0.wp.com/kakuuti.com/wp-content/uploads/20210704_134809-rotated.jpg?resize=728%2C728&ssl=1)
超激辛と激辛の順番が逆っぽいのはご愛嬌。
この薬味たちも「 豊前裏打会 」の特徴。
味変しながら楽しむのも良しです。
辛いのが苦手な方は、
是非 「 ゆず 」を試してみてください。
ゆずの香りがしっかりと感じられ、軽くピリッ!と
辛味が感じられ、とても美味しかったです。
天かす
![天かす](https://i0.wp.com/kakuuti.com/wp-content/uploads/20210704_134752-rotated.jpg?resize=728%2C728&ssl=1)
この天かすがめちゃくちゃありがたい。
ここのつゆに浸し、是非味わってください。
甘みが増し、いくらでも食べれそうです。
若干浸しカリッ!と食べるもよし。
しっかり浸し、フニャ!とした食感を楽しむもよし。
コレこそ日本酒のアテにしたい!
(ノ≧ڡ≦)
しかし、天かすなので食べ過ぎ注意です。
まとめ
初めての豊前裏打会。
香川で食べるうどんは結構太麺で、
コシがあるのは何となく分かるのですが、
細麺なのに何故こんなにコシがあるのか?
私うどん屋ではないですが、
単純に秘密が知りたいと思いました。
「豊前裏打会」を回ってみて色んな裏打ちを味わってみたい。
この細麺が温かいうどんになった時、どの様に変化するか また、他の加盟店ではどの様なうどんなのか?など、北九州小倉南区から生まれた うどん をちょっと探求してみたいですね。
うどん通の友人に頼んで回ってみよう。
ごちそうさまでした。
うどん家 久兵衛
住所 : 〒802-0071 福岡県 北九州市 小倉北区 黄金1丁目2−1 松井ビル
WEB : 食べログ ホットペッパー 公式HP
電話 : 093-923-8088
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